信頼できるスペシャリストを
目指して日々研鑽
大学時代、細胞レベルでの変化が分かる病理学に魅力を感じて、「病理学を続けたい」との思いで就職活動をしていました。数ある会社の中で当社に入社を決めた理由は、やはり医薬品開発受託においては業界トップの企業だということ、そして、獣医師の資格を活かして仕事ができるというところです。ここまで多くの病理標本がそろっているところは他にありません。
大学が青森だったので、暖かい鹿児島に住んでみたかったのも入社を決めた理由の1つです。実際に住んでみて、南国だからか心が温かい人が多く、すぐに打ち解けられました。とても住みやすい街だと感じています。
私が目指すのは、信頼される病理学者(パソロジスト)です。そのために、まずは学会での発表と論文を書いて、日本獣医病理学専門家協会(JCVP:Japanese College of Veterinary Pathologists)や日本毒性病理学会(JSTP:Japanese Society of Toxicologic Pathology)の資格を取得し、鏡検者になることを目標に掲げています。
第35回日本毒性病理学会総会及び学術集会では、ポスター発表で最優秀症例賞(四十歳未満の研究者による会長賞選考対象演題の中から優れた症例発表に贈られるもの)を受賞しました。今後も、少しでも早く確実に目標に近付けるよう、研鑽に励みたいと思います。
新日本科学では、入社3年目までの社員を対象にXUP活動を実施しています。若手社員が自ら考えて行動できるようになり、また社会人として最低限必要なスキルである報連相や文書作成能力を向上させるための教育体制です。私も、2017年度は新卒採用活動のサポート、2018年度はカイゼン活動のカイゼンをテーマに活動してきました。そこでは私たちの小さな行動でも会社組織を動かすことができることを学び、自ら主体的に行動することの大切さを学びました。
新日本科学は、新人研修、若手社員教育の体制が充実した会社だと思います。また、尊敬する先輩社員の方々と共に仕事ができる喜びも感じます。憧れの存在に早く自分も近付けるよう、目標に向かって挑戦していきたいと思います。